歯磨きのやりすぎに注意!フッ素コーティングは残して

食後に歯磨きをする方は多いのですが、どのようにしていらっしゃるでしょうか。
歯ブラシに歯磨き粉をつけて、優しく歯を横に小刻みに動かして磨いて、口の中の歯磨き粉を洗い流すという方が多いと思います。
しかし、もう少し細かいことを言えば、まず歯ブラシを濡らすことはやめましょう。
乾いた歯ブラシに歯磨き粉をつけてください。
濡れた歯ブラシに歯磨き粉をつけると、泡立ちがよくなるため、磨いた気になり、磨き残しの原因になります。

次に、できるだけ歯のエナメル質を傷つけないよう、歯磨きのやりすぎに注意することが大切です。
歯のエナメル質は、ジュースやワイン、炭酸飲料などの酸性の飲料や、トマト、いちご、オレンジなどの酸性の食物を多く摂取することで、柔らかくなります。
エナメル質が柔らかい状態になっているところへ、強くブラッシングすると、エナメル質がダメージを受けてしまいます。
歯が黄ばんでいる、変色している、しみるなどの状態であれば、エナメル質がダメージを受けている可能性があります。
しかし、食生活において、酸性の飲料や食物を摂らないのは難しいことです。
酸性の食品を摂る場合には、酸性でない食品をいっしょに摂るとか、飲み物などは直接歯に触れないようにストローを使うなどして、エナメル質を守ることができます。

また、フッ素入りの歯磨き粉を使うこともおすすめします。
フッ素が配合された歯磨き粉には、歯垢を除去する作用があるだけでなく、エナメル質を安定化する作用や酸によって溶けてしまった成分を再石灰化する作用もあります。
フッ素入りの歯磨き粉を使うことで、虫歯を防ぐだけでなく、歯も強くしてくれます。
フッ素入りの歯磨き粉を使用する場合には、いつもの歯磨き後、口内を洗い流す水の量を減らすことも大切です。
ごく少量の水で軽くゆすぐだけにしましょう。
せっかくのフッ素が洗い流されてしまいます。
また、フッ素入りの洗口液などを利用するのも良いでしょう。

さらに、しばらく歯科クリニックを受診していないという方は、ぜひ定期健診を受けてください。
毎日の歯磨きだけでは、歯の健康は守れません。
定期的に、歯の状態を先生にみてもらい、歯の状態を把握しておくことが大切です。
歯科クリニックでは、高濃度のフッ素を塗布しもらうこともできます。
歯科クリニックでもフッ素を塗布した後は、軽く洗い流すことをすすめられます。
食後の歯磨きは、磨きすぎに注意し、酸性から歯を守り、歯の再石灰化を促すフッ素入りの歯磨き粉を取り入れてみましょう。